先日、平成18年8月8日の中国新聞の朝刊に「化学物質から子どもも守ろう」というタイトルで記事が載っていました。
記事の内容を一部抜粋して掲載します。
「化学物質などによる環境汚染を特に受けやすい子どもの健康と安全を守ろうと、環境省は7日までに、国内に新たに県境拠点を設け、子どもに着目した影響評価法や安全基準作りなどの研究を本格化させることを決めた。来年度予算の概算要求に研究費などを盛り込む。
国内で五万種類以上流通しているとされる化学物質について同省は有害性の大小や、水や大気環境中からの摂取量などを総合的に評価し、必要に応じて規制を行なっている。しがしこうした対応は成人への影響を評価する作業が中心。発達途上の子どもの脳は有害物質に弱く、解毒や排出機能も整っていないという特徴がある。
研究では、発達期の脳神経や免疫系への影響を考慮した化学物質のリスク評価法の開発を中心に、増加が指摘されている小児ぜんそくやアトピー、発達障害などとの因果関係を調べる疫学研究にも取り組む。」
米国や欧州は1997年ぐらいからこの問題に取り組んでいるとのことでした。アスベスト、ホルムアルデヒドの対応も世界から比べると10〜20年ぐらい遅れています。
これらの研究成果が反映され、建築の世界への法規制ははるか先のことでしょう。
化学物質を全て否定することは大変難しい問題だと思います。しかし、昔から使われてきた材料、言い換えれば安全性が証明されている材料を使用することによってリスクは低くなると思います。
家は安心して生活する場所ですから、材料の選択には一層の注意です。
